好きを好きでいること

2016年は私がアイドルマスターsideMを始めてから2年目の年でした。1年目は触れること全部が新しくていつも新鮮な気持ちでしたが、今年もまた特別な年になりました。色んな発表が山ほどあって、有難くも怒涛のスピードに必死に息継ぎしてた様に思います…。そんなたくさんあった出来事の中で一番大きかったのは、担当している猫柳キリオ(以下にゃんす)のソロ曲が発売された事かなあと思います。

担当アイドルのソロ曲って本当にすごいですね………
この子だけが歌う、この子のための曲なんだ…って聞く度に不思議な気持ちになります。
この曲を聞いて、改めて私は何でにゃんすが好きなのかなあ〜と色々考えたので、今年のまとめに超絶個人的な好き語りをしたいと思います。
私Pが考えてる「猫柳キリオ」なので、解釈違いがあったらごめんなさい。


私は彩、そして猫柳キリオの担当プロデューサーをしていて、色んな姿を見ている中でたくさんの感情をもらいましたが、この子に最初から感じている一番大きいものは尊敬だなあと思ってます。じゃあどこを尊敬しているかというと、それは「好き」に対する姿勢です。

彩の三人は、それぞれが人生のほとんどを自分が好き、と思うものに捧げて、それと共に生きてきました。個々に理由があって、今はそれがアイドルというものになってる訳ですが、自分が好き、と思ったものに対する姿勢は昔も今もずっと変わってないんだなあ〜と、お仕事をしているところを見て思います。ほんとに三人とも、お仕事にどこまでも真摯なんですよね…。
特ににゃんすは、座右の銘が「好きなことを好きなだけ。」の通り、そりゃあもう自分が好き!って思うことにいつも真正面から突っ走っていきます。いつもきゅぴぴーんとくる面白いことを探してて、どんな仕事でも楽しいって思えるところに目線を合わせます。それで、彩の二人やプロデューサーに、楽しいよー!って全力で伝えてくれるんですよね。
この「好き」に正直でいることって、私はとっても難しいことだって思ってます。彩に出会う前から、ずっと考えて悩まされてきたし、多分これからも考えてくことかな〜って思います。個人的な感覚だけど、この社会で自分の好きに全力を懸けることって、すごく魅力的で、勇気がいることです。何かをとっても好きだからといって、じゃあそれで生きていけるかというと、やっぱり難しい。そこまで大きい話でなくても、普段の生活でも自分が好きだと思うことを突き詰めるのは、なんだかんだで空気を読むっていうことが大切にされる世界では、たくさんのエネルギーが必要だなって思います。

でもにゃんすって、とっても楽しそうに自分の感じる好きを追いかけるんですよね… 嫌だなとか辛いなとか疲れたとか、一回もそういう台詞見たことない。多分、そういう事をそもそも考えてないんだろうな〜
やりたいことを好きな様にやるためには必ず相応の努力が必要で、にゃんすも徹夜でポージングを研究したり求められる世界観の知識を習得したり、努力は欠かさないんですけど、それを周りに見せることをあまりしないんですよね。隠してる訳じゃなくて、必要ないからしないって感じで。プロデューサーを讃える歌をたくさん作ったり、お膝をかしてくれたり、にゃんすってプロデューサーが大好きなんですけど(照れる)、このお仕事で悩んでるとか、これってこうでいいかな?とか、そういう不安とか悩みを言ってくる事は無い気がします。
弱みを出さないのが良いとかじゃなくて、それはアイドルそれぞれの性格や個性なんだけど、にゃんすはきっと、自分で考えながら試行錯誤してやっていくのが好きなんだろうなって思います。

そういう、とてもフラットに自分の感じる「好き」に向かう姿勢が私は大好きで、一方で自分とは違う世界にいるって思えて、同じところに立ってみたいとも思います。これがまた個人的なんですが、私自身がとても気にしいで周りに影響されては自分が揺らいでしまうし、自分が好きなことに対しても、自分が好き!って思ってるのに、何か言われたり他人を見た時に、これでいいのかなあ…と思ってしまう事が多いんですよね。なので、にゃんすや彩のプロデューサーって考えると何だか背筋が伸びます。対等に肩を並べていたいなあと思って、じゃあそのためにどういう私でいたらいいだろうって考え始めると、それまでごちゃごちゃしてた頭の中が綺麗になって楽になる気がするんですよね〜〜…

こう考えてくと、にゃんすに対しては感情的には憧れが半分くらいの尊敬って感じなんですが、あくまで肩を並べていたいので、ファンではなくてプロデューサーでいたくて、そのために頑張っていきたいなあ…という…。
なんか若干消極的なんですけど、でもにゃんすのカードを眺めてはいつもそんな気持ちになります。

ひたすら明るくて、楽しい!大好き!という気持ちが溢れていて、もはや凄みさえ感じさせるソロ曲を聞いて、自分がにゃんすに持ってる気持ちを再確認できた2016年でした。来年は2ndライブで!彩が!歌って踊るので!!Pもプロデュース頑張るぞ〜〜