4月25日

ドラマの感想。


















ドラゴン桜を見た。海ちゃんとかなたくんが共演なんて最高かという事で見ると決めてたんだけど、それ以上に懐かしさがあって、なんか勝手にエモくなってしまったな。
前のドラゴン桜の時まさに高校生で同世代だったんだよね〜。と言ってもドラマは見てなかったんだけど、高二くらいの時にロケが来てる!ってなって、ちょっと派手めの子達が授業サボって見に行ってるのを横目で見てほえ〜ってなったのを思い出した。その時は授業サボれるとか凄い…って友達と言ってたんだけど、高三になっていつの間にか少しサボったりして、友達と去年あんな事言ってたよね…とか話てたな。あの時制服着てたのに、こうしてアラサーになって新シリーズを見て、推しの共演〜!!とか思ってるのほんと年月を感じるわ。
高校生の時って一生懸命考えてるつもりだったけど、全然分からなかったし何にも考えてなかったな。まあ今だって40歳でどうなってるかなんてやっぱり想像つかないけど。でも今考えるとその時はその時で必死だった。別に今考えると全然悪い環境じゃないし、少し面白い学校だったから周りの環境も普通だとそこまで関わる人達じゃなくて、ちょっとだけ戻ってみたいなとか今になると思う。もう関わる事はないけど、同級生とかどうなってるのかな?って少し気になったりする。でも当時は学校が何か辛くて生きるのに必死だった。

ドラマ見ててそういう事少し思い出したし、それぞれのキャラクターの事情が少しずつ写って胸が苦しくなった。かなたくん見かけを変えてるのも凄いなって思ってたけど、今日見てたら端の方に映ってる時も仕草も表情もずっと違ってたし、海ちゃんも目に全然ハイライトが無くてすごいな〜って思った。見てるだけでも胸が辛いのに、辛い時、凄く辛いだろうな…よくインタビューとかで色んな人を演じられるっていう事は色んな人の人生を体験できる事だからそれが楽しいって聞いたりするけど、確かにそうだろうなって思うけど、その分生きてて辛い事も背負うんだもんなあって思って。いつも思うけど、辛い事の方がすごく大きく残るじゃん。楽しい事よりも。そういう事も、普通に生きてるよりも何倍も経験していくんだなって思うと、演じるってすごい事だなって思う。
ドラマってある意味で結構遠慮なくそういう事が入ってくるから少し苦手。私は消化しやすい順だと本>舞台>映画>ドラマって感じ。本だと自分のペースで消化できるから一番楽。舞台は生身の分辛い時は辛いけど、自分の世界とちゃんと切り離されるから好き。舞台って、終わってキャストさんが素に戻って挨拶する時が安心するし一番寂しくなる。良かった演技だったんだって思うし、同時に終わっちゃったなとも思うから、寂しいし好き。一番好きなのはブザーがなる時だけど。映画は映画館で見ると舞台と同じ感じに切り離されるから良い。映画も終わった後に明るくなって、みんながざわざわして感想とか言い合う時が好きだな。ドラマって自分の生活圏で見る上に、向こうのペースで入ってくるから消化がついていけない時があるけど、長く続くからゆっくり落とし込める感じがある。見る側も違う様に、演じる側もそれぞれに違った楽しさや辛さがあるんだろうな。

それにしても、やっぱり俳優さんって凄いな〜って思っちゃった。かなたくんこの間のハンサムであんな感じだったのに全然違うし、海ちゃんA-Studioとのギャップすごくて笑っちゃった。全然違う人になれるからこその楽しさもあるんだろうなとか勝手に思う。